-父のstory-
娘の結婚が決まった
思い返すように アルバムを広げてみる
仕事よりも 家族を大切にしたい
誓いをたてた あの日
そんな自分でさえも 最後に家族に向けた 写真は
10年も前で止まっていた
家族に向けたい愛情は
娘達が成長するにつれ
照れ臭さというものを跳ね除けないと
伝えていく術を失った
久しぶりに カメラを手にとってみる
街にでて カメラの手入れを教わった
娘の結婚式を機に
止まっていたシャッターを押そうと思う
結婚式のあと
〝お父さん カメラ何で持ってきたの?〟
笑う娘達。
髪を繕い始めた 姉と妹。
昔の写真にあった 家族のシーン
〝なぁ、幸せになってくれよ‥。〟
ことばにできない声を
レンズ越し シャッター音に託した。
結婚が決まった そんな日からそんな幸せな時間が
もっともっとあっていいと思う。
私達が ワークショップを通して
お届けしたい想いは
そこから始まっています。
REBLANCA-リブランカ-