家族の風景 vol.2


-姉のstory-


「今度 結婚することになって‥」


喧嘩してから ずっと会えなかった親友に連絡した


「来て欲しい」とも「出席するね」とも互いに言えず 終わったやりとり。


横で聞いていた妹から 漏れるため息


「素直に謝って 来てもらわないときっと後悔するよ」


それからも 慌ただしく時間が過ぎた


そろそろ招待状を送るリストも仕上がってきた


空白のまま 残ってしまった親友の欄



ある日届いた ハガキ


妹が主催する 花冠を作るワークショップの案内だった


〝お姉ちゃん、自分で作ってみたら?〟


そして〝私も一緒に 作らせてもらうね〟


添えられていたのは


懐かしい親友の文字だった



懐かしい大切なひとにも打ち明けられない‥


そんな時だってある


誰かが そっと手を伸ばせば


元どおり また 時計の針は動き出す


結婚式のあと


「ねぇ三つ編みにしてよ」


〝あのとき.. ありがとう.. 〟


の代わりに妹にお願いした



結婚式か迫ってきた頃に


そんな幸せな時間が


もっともっとあっていいと思う。



私達が ワークショップを通して


お届けしたい想いは


そこから始まっています。


REBLANCA-リブランカ-


家族の風景-父のstory-へ続く